子供の頃、とても恐ろしい映画をテレビで見てしまった・・・
謎の無人島に漂流した男女が次々とキノコ人間になってしまう恐怖映画だ。
食べてはいけないと知りながら、飢えに負けてしまうところが凄かった。
僕は断片的に覚えていることは、綺麗な人もキノコ人間になってしまったことや、
ウミガメの卵を貪るように食べたこと、キノコ人間も意外に素早く走ることだ。
でも、全体を覆い尽くすどんよりした恐怖は忘れられなかった。
テレビで放映されているのを、きっと再放送かなにかで
親父の背中に隠れながら見ていたが、その晩悪夢にうなされた・・・
あんな映画を観なければ良かったと激しく後悔した。
みなさん、チャンスがありましたらこの映画観てください(^^)
昔は恐怖映画でも、今観たらコメディー映画になっていることを願っている。
人間ドックに行って待合室で雑誌を眺めていたら、この映画のことが書いてあった。
僕もこの恐怖映画の正体を知りたいと思っていたのでちょうど良かった。
絶対にモノクロの映像だったはずだが・・・カラーリメイクされているのかも?
ぜひぜひ、この映画を一度観てみたいものだ。
でも、何十年もかかってやっとぼやけてきた恐怖の記憶を復活させるのは
とても危険な臭いがするのは僕だけではないと思う。
なんとなくではあるが、僕は思い出を都合のいいようにコントロールしている。
間違いなくそんなところがある。「こんなことがあったよね~楽しかったね!」
と、両親に話しても全く知らないことが度々あるからだ。
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こういうちょっとした「怖さ」「楽しさ」「期待」みたいなもので人間の人格が
コツコツと形成されていくのかも知れない。そうなると・・・
天才、偉人を作り出すプロセスも存在するかも知れませんね(^^)