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僕の頭の中~文房具ライターの秘密~

文房具ライター:猪口文啓の頭の中(考えたこと、考えていたこと、秘密にしていたことを紹介します)

今日は、母さんの誕生日なのだ!

今日は、僕の母さんの誕生日らしい。僕はあまり興味がないのですぐに忘れる。

娘が「今日は、ばあちゃんの誕生日だ!」と教えてくれた。

お祝いの電話をして点数を稼ぐつもりらしい。娘との点差は開く一方だ。

 

ばあちゃんこと、僕の母さんは丙午生まれだけあって気が強い。

母さんが怒ると僕は恐ろしくてとりあえず裸足で外に逃げた。

子供の頃はよく怒られて、向かいの家のイチジクの木の上に避難していた。

 

母さんとのエピソードを書いておく。面白いことも、悲しいこともあった。

貧乏だったので、母さんは自動車の部品工場で働いていた。

今でも工場で働いているおばちゃんを見ると話しかけたくなる(^^)

 

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母さんは僕に勉強させて立派な人になって欲しかったらしい。

算盤、習字、柔道、剣道、英語、ピアノを習わせて満足していた。

残念ながらその期待には応えられず、普通のおじさんになった。

 

中でも一番困っていたのは「ピアノ」だった。僕には合わなかった。

いつもピアノを習いに行く振りをして、あぜ道で寝ていた。

それがばれて、木の棒で殴られた。頭を叩かれると本当に痛かった。

 

僕は大きな亀を飼っていた。食欲旺盛で自慢のペットだった。

弟が肺炎にかかった時に、「この亀のせいだ!」と言い出した。

そんなことがあるはずないと抵抗したが、目つきが違っていた。

 

僕は泣く泣くこの亀を池に逃がした。

弟の肺炎が完治すると、「あの亀を逃がしたから病気が治った」と

周囲に吹聴したが僕は騙されなかった。未だにうらんでいる。

 

ある日、弟とかくれんぼをしていて、三面鏡を倒して破壊してしまった。

殺されると思って、弟と二人で泣いていた。「鏡は女の命」みたいな

ことを言われていたからだ。三面鏡が倒れるところをまだ夢に見る。

 

母さんが帰ってきて、三面鏡を見たが怒らなかった・・・

どうして怒らないのか聞いてみると、「壊れたものは仕方ない」からだそうだ。

永遠にこういう人だと良いなぁ~と思ったが長くは続かなかった。

 

母さんは今日で72歳になったんだそうだ。先ほど電話して確認した。

この勢いでまだまだ生きると思うが、

親孝行をしたいと思う。何をしたらいいか、わからないが・・・