アメブロ時代のブログを読んでいて、2011年6月11日に書いた記事をはてなブログの方にも残しておきたかったので、コピペして貼り付けておきます。あくまでも自分の記録ですので、非公開にしようかとも思ったのですが通常どおり公開します。
もしよろしければ読んでください。
2011年6月10日のアメブロ投稿記事
6月10日(金)が、僕らの震災ボランティア最終日でした。いつも以上に気合を入れて、
「被災された方々に喜んでいただきたい」「自分たちも怪我なく、安全に作業する」
ということを、各自自覚して作業に入りました(^^)
上の写真は、かなり気合の入っている僕です!
午前中は、倒れたブロック塀の撤去作業です。おおまかに粉砕してくれてあったので、僕たちは土嚢に入る大きさにハンマーで叩き割り、手作業で撤去していきます。13人で1時間ほどで完了しました。家主さんに確認してもらって、次の場所に向かいます。
午後からは、この細長い民家のお庭のヘドロ出しです。炎天下の中、大変な作業でしたが、別働隊が応援にきてくれたので、効率的に出来ました♪
これが今回の#9連合震災ボランティアメンバーです。苦しくて辛い作業でも、声を掛け合って助け合って乗り越えたメンバーとの別れはみんなで抱き合って、握手して、涙しました。僕はこのメンバーとなら、何ヶ月でも活動できます(^^)そんな熱い一体感をもてたのは、初めてです。
僕らがボランティア活動を展開した場所から数百メートル先では、いまだに自衛隊と重機部隊しか入っていません。バスの中から見える光景は、一生忘れられません。
僕たちがやったことは、ほんのわずかな活動です。しかしながら、人の力で復興させていかなくてはならないのです。現地の方たちは、「生きていく」だけで精一杯で、手が回らないことがたくさんあります。2の次、3の次、ってことを、僕らが支援しなくてはならないのです。
僕自身、5日目くらいから、悲しくて、切なくて、やりきれない気持ちに襲われました。こんな小さなことをしても、無駄なんじゃないかとすら思えました。チームがなかったら、周囲の支えがなかったら、自分を見失っていたかもしれません。そんなぐらぐらする不安定な部分を支えていくのが、「被災された方」への「被災していない」我々の役目だと感じます。
こんな経験が出来たことに本当に感謝しています。そして、家族、職場、チームの仲間、支えてくれたみなさん(特に、ツイッターのつぶやきはパンチ力抜群でした)
また、感謝と励ましの言葉をかけてくれた地域のみなさん本当にありがとうございます!
僕はこの経験を活かし、「社会幸福の実現」に向けて微力ながら頑張って生きていきます(^^)