小学校の6年生の時に担任の先生にこんなことを言われた。「1+1=2じゃないぞ!」僕は周囲のみんなと大笑いした。「先生、何いってるの?2に決まっているじゃない!」先生はニヤニヤしながら、この話を打ち切り授業を続けた。
大人になって、よくよく考えると「1+1=2」にならないことのほうが多いことに気がついた。世の中、そんな簡単なものではないし、すべてが数式通りには動いていないのだ。そう、もちろん「1+1=2」にならない。
りんご1個とりんご1個は2個だけど、りんご1個とノート1冊なら2個ではない。1個と1冊だ。ナンバーをふった時だけ、2というものが存在することになる。子供の頃はやみくもに「1+1=2」だと教え込まれたが、何の役にも立たないことがよく分かる。
小学校の時に勉強していたこと、中学の頃に勉強していたこと、高校時代に勉強していたことは、僕にとって全く役に立たないことが多かった。「なんとなく無駄だろうな」と感じながら勉強していたので、当然のように僕は勉強ができなかった。
どうせならもっと違うことをすればよかったのだが、残念なことに勇気もなかったので最低限の成績をとって耐え忍ぶしかなかった。この時代にいろいろな準備をしていれば、もう少し面白い生き方が出来たと思うが後悔しても遅い。
そんなことがよくわかったので、これからは周囲に流されないように生きていきたい!
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