僕は先日中国に行って来ました。上海から入って、新幹線で天津へ移動し5日間の日程です(残念ながら仕事でした)。僕は「中国」を大きく誤解していました。驚いたことも多かったので、ここに記録しておきます。
みなさんの中国に対するイメージはどんなですか?
- 世界一経済力が目覚ましい国で、日本に来てどか買いしていく。
- コピー商品が得意で、著作権などという概念はない。
- 人口が多く、自己主張が強く、大きな声で話をする。
- 自分さえよければ良いので、公衆衛生は考えない。
- すごいスモッグで空気が悪い。
僕のイメージはこんな感じです。みなさんも同じようなものではないでしょうか?まあ、この部分は間違っていなかったんですが、行ってみてビックリしたことを書いておきます。
反日感情は根強く残っている。
ここは現地にいってみないと、よくわからなかったところです。タクシーなど「日本人は嫌いだから乗せない。」「乗せてもいいけど、弱そうな日本人ならいじめてやる。」というようなタクシードライバーがざらにいるそうです。
現地の通訳をしてくれた中国の人に「タクシーの中でしゃべらないでね。」といわれてました。通訳の方は女性でしたので、トラブルが起こるとどうにもできないからだそうです。確かにめちゃめちゃ空気の悪い運転手がいました。
日本ではあまり感じられない感情なので、かなり驚きました。でも、この部分のコントロールは永遠に出来ないでしょうから、上手くお付き合いしていくしかないですね。もう少し中国語を勉強しようと思います。
あまりに都会で息苦しい。
新幹線に乗るとよくわかりますが、中国は都市部に人口が集中しています。それも驚くほど過度に集中が進んでいます。大都会、農村、大都会、農村という感じです。都市部は息苦しいほどに都会です。
スモッグで遠くがみえない状態になるのは本当らしいです。僕が行ったときは雨が降ったあとで、視界がとてもクリアでした。しかし、いったん冬になって空気が悪くなってくると数百メートル先もみえないそうです。
この空気は行ってみないとわからないですよね。
驚くほど汚いところと、驚くほど綺麗なところ
中国らしい汚いところは沢山あった。僕のイメージ通りでしたが・・・反対に驚くほど綺麗な部分も沢山あった。新幹線の駅や空港など公共の場所はとっても綺麗。これには驚きました。綺麗であるべきところは綺麗という感じです。
さらには天津の街には至る所に「ゴミ箱」が設置されていて、庶民はそこにゴミを捨てていた。さらには早朝黄色い制服を着た人が一斉に出現して歩道を掃き掃除していた。中国にもこんな一面があったのかとビックリした。
これから嫌でも中国の躍進を身近にみることになるでしょう。僕が現地で見て感じたことを通して感じれば、それはさらに理解が進むと思われます。この経験を活かして中国を感じて行きたいです。