僕の頭の中~文房具ライターの秘密~

文房具ライター:猪口文啓の頭の中(考えたこと、考えていたこと、秘密にしていたことを紹介します)

町内のゴミ立哨当番で、あれこれ考えたこと。

町内のゴミ立哨当番で、あれこれ考えたこと

今日は町内のゴミ立哨当番でした。朝の7時半から8時半まで蛍光色のユニフォームを着てゴミの収集場所に立っているのが仕事です。「プラスチック」「紙」「ペットボトル」の収集日でしたので沢山のゴミを見ました。

その一時間であったことを記録しておきます。

 

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ペットボトルって、燃やしているんじゃなかったっけ?

ペットボトルの分別をしていますが、これは再生化が全く追いつかずに燃やしているんじゃなかったっけ?こんな疑問が沸きました。どうせ燃やしているなら「燃えるゴミ」と一緒に出したほうが燃焼効率も良いだろうなぁ~とか考えました。

しかもペットボトルを潰していない人が多いけど、容積が大きくなるので効率的でないのですね。さらに簡単に潰せるペットボトルの開発を進めなくてはいけないなぁと思いました。キュッと小さくなれば良いんですよね。

この地区のゴミを出す人のほぼ全員がペットボトルのキャップを外して分別してゴミとして出していることには感心しました。これはすごいですね。僕もかなり几帳面に分別するのですが、みんな同じなんですね。

「段ボールはどうしたらいいんだ?」

おじさんが音もなく近づいてきて、僕に向かってこういいました。「一体段ボールはどうしたらいいんだ?」おじさんは、おはようございますと言っても返しもせずに僕の回答を待っております。どうしたらいいんだ?知らないよ!

こういう時のために「ゴミ当番用マニュアル」があるんですよね。僕は事前にそれを知らされていたので、すぐにマニュアルで調べて回答しました。「段ボールは、子供会の資源回収のときに出してくださいね。」ナイスな回答です。

おじさんはすぐに返してきて「そんなのいつやるのか知らん!」そう来ましたか・・・それなら「町内の回覧板を見てくださいね。必ず告知がありますから。」町内の行事は全部回覧板でわかるのです。僕も一度も見たことないので今度見ます。

すいません、すいません、すいません

当番の中盤くらいに「すいません、すいません、すいません」と小声でささやきながらゴミを捨てにきたお母さんがみえました。「一体何に謝っているのだろう?」と注意してみると何と昔の会社の同僚でした。

「何を謝っているの?謝らなくていいよ!」と声をかけてあげると、彼女は「私は全く町内の役割を担えていないので、申し訳なくて・・・」とのことでした。まだ世の中にこんな人が残っていたのかと驚きました。

僕くらいの年齢になると時間にも子育てにも余裕が出てきて、町内の役も出来るようになってくるんですよね~若い時には無理だったんで、全て順番だと考えて頑張ります。どうしても引っ掛かる分別の件はまた議論しましょうね。