僕の頭の中~文房具ライターの秘密~

文房具ライター:猪口文啓の頭の中(考えたこと、考えていたこと、秘密にしていたことを紹介します)

「運」が良い人はこんなことを考えている

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僕は子供の頃に極端に「運」がなかった。それは今考えると、当然僕が負けるんだろうなと考えていたからです。そんな人間に「運」が集まってくるわけないですよね。さらには、負癖がついているので勝てる時にも負ける道を選んでしまうのです。

そして当然のように負けて、やっぱり負けたか!と思っている子供だったんです。本当に良くないですよね。僕は一念発起して「運」のある人間になるために自己改造を始めました。たくさん本も読みましたし、色々な人の話を聞きました。

そうしているうちに年齢を重ね、ずいぶん「運」が改善されたように思います。最近、その秘密を聞きたいという人が多いので、小出しにしてこのブログの中で話をしていきたいと思います。わかりにくい表現もありますが、お付き合い願いますね。

スノーボードやサーフィンで「運」を磨こう!

このタイトルにピンと来る人は相当に感性の高い人です。そんなもんで「運」が磨けるわけないだろう!と、みなさん思いますよね。実は、こういうスポーツがとっても「運」に効くんですよ。なぜだかわかりますか?

それはルールに縛られない環境にあるスポーツだからです。競技としてやるのは、あまり効き目がないのです。大きな波がきて、それに乗って、理想通りの波乗りが出来ると思ったらうまくいかなかった。そういう経験の繰り返しが良いのです。

ルールもなく、さらにはうまくいかないことの連続のチャレンジが「運」を貯めてくれるんです。さらには、そういう環境に対しての自分のスタンスが決まります。そのスタンスの筋が通っていることが、その「運」をさらに強固なものにしてくれるんです。

やろうと思ったことを必ずやる練習をする

「この車、今週洗車しとこう!」「この髪は今月切るぞ!」「このコップすぐに片付けなくちゃ!」そんなようなこと、よく頭をよぎりませんか?僕は結構いろいろなことを考えてしまうので、毎日のように頭に浮かんできます。

そうやって思いついたことを必ずメモに書く癖にしましょう。そして、その書き溜めたものを毎週日曜日に棚卸しして、大型のノートに書いていくのです。そして上から順番にやり遂げて、消し込んでいくだけです。

こんなことしたら周囲から仲間ハズレになってしまうかも!と思うようなことでも、やってみたら、案外簡単にできちゃった。実は世界はそんなようなことで構成されているんです。この反復練習が「運」に効くんですよ。

怖がらない、怯えない、そして同調しない

ここはめちゃめちゃ難しいのですが、怖がらない、怯えない、そして同調しないということです。「意味がわからない?」という方が多いと思いますが、この3つを持っているほとが周囲の運気を吸い取って成長していくのが世の常です。

人間の本能として備え付けられていて、しかもコントロールしにくい部分なんですが、ここを克服すると良いですよ。会社などは一番の練習場所なので、まずは怖がらない練習をしましょう。これが出来ると良いですよね。

これはギャンブルが出来ますか?ということです。多少ギャンブルしないと「運」は掴めないのです。安全路線ばかり走っていても、そこはもう何万人も歩いた道ですから、そんなことをしても「運」はたまらないのです。

わかっていただけましたか?

必殺の面白漫画『ザ・ファブル』を紹介します!

ザ・ファブル(1) (ヤングマガジンコミックス)

最近暇なので漫画を大人買いして自分の部屋で読み漁ることが、何にも代えがたい楽しみになっている。僕に漫画喫茶を経営させてくれるなら、結構良い仕事をするような気がする。でも寂しがりやなのでペットとか飼いたいなぁとか妄想している。

そんな漫画が生きがいの僕が紹介する、恐ろしく面白い漫画が『ザ・ファブル』です。

この漫画は何度読んでも死ぬほど面白い。特に妹役の女の行動は最高だ。最近読んだ漫画の中で群を抜いている。是非是非、読んでもらいたいのでブログに書いておきます。面白さは読んでからのお楽しみです。

 

ザ・ファブル『なにわ友あれ』完結から4ヵ月──。南勝久、新連載銃撃開始ッ!!
鈍色の愛銃ナイトホークを手に、“殺し屋ファブル”が町にやってくる──!!
どんな敵も鮮やかに葬り去る“殺しの天才”通称ファブルは、相棒の女とともに、日々、裏社会の仕事をこなす日々‥‥。
だがある日、ボスの突然の指令を受け、“一般人”として、まったく新しい生活を送るハメに‥‥。
そしてファブルの野蛮で、滑稽で、奇妙な“寓話”が弾け出したッ‥‥!!!

ザ・ファブル 1-12巻セット

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THIS IS YOUR LIFE. DO WHAT YOU LOVE,AND DO IT OFTEN.

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ニューヨークのHolstee社の有名マニフェストより。
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これはあなたの人生です。

自分が好きなことをやりなさい。

そして、どんどんやりなさい。

何か気に入らないことがあれば、それを変えなさい。

今の仕事が気に入らなければ、やめなさい。

時間が足りないのなら、テレビを見るのをやめなさい。

人生をかけて愛する人を探しているなら、それもやめなさい;

その人は、あなたが好きなことを始めたときにあらわれます。

考えすぎるのをやめなさい、人生はシンプルです。

すべての感情は美しい。食事を、ひと口ひとロ味わいなさい。

新しいことや人々との出会いに心を腕をそしてハートを開きなさい、

私たちは、それぞれの違いで結びついているのです。

自分のまわりの人々に、何に情熱を傾けているか聞きなさい、

そして、その人たちにあなた自身の夢も語りなさい。

たくさん旅をしなさい;

道に迷うことで、新しい自分を発見するでしょう。

ときにチャンスは一度しか訪れません。しっかりつかみなさい。

人生とは、あなたが出会う人々であり、その人たちとあなたが作るもの。

だから、待っていないで作りはじめなさい。

人生は短い。

情熱を身にまとい、自分の夢を生きよう。


僕は若い頃に真剣に「問題」に取り組めなかったのには理由があると気がつきました。その理由というのは「問題」が、自分の問題になっていなかったことが原因なのです。本当は自分の「問題」なのに、まるでみんなの問題のように構えていたのです。

それはこんな具合です。「問題」があったとしましょう。僕はその「問題」があるということを周囲に触れ回ります。そうすると周囲の人は口々に、その「問題」について評価し始めます。無責任に議論を始めるのです。

そして、周囲にも被害を及ぼしかねない危険な問題については「問題」として取り組んで解決にまで導い入てくれるんです。しかしそうでない「問題」は放置されます。僕はみんなが注目してくれない「問題」は「問題」ではないのだと思ってました。

一体僕は何をすれば良かったのでしょうか?

一体僕はどう対処すれば良かったのでしょうか?

答えは簡単でした。これは自分の人生なのだと自分に言い聞かせて、好きなことをどんどんやる。そして気に入らないことがあれば、それをどんどん変えれば良いのです。人生は短いから「いつかやろう!」なんて思っていないで即座にやれば良かったのです。

とっても簡単ですよね。でも、若い頃の僕はそれが出来なかったのです。

今年は自分の「問題」に取り組みます。そして誰がなんと言おうとも、嫌なことや苦になることをじゃんじゃん改善してまわります。それだけをやります。そうすれば、もっともっとハッピーな未来が待っているはずですから。

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水色とオレンジ色と黒い線

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子供の頃には、早く起き出して砂浜で大きな絵を描いて楽しんでいると時間を忘れることが出来た。砂浜は無限なので、普通の画用紙に描く何百倍もの絵を描くことが出来た。本当に便利で優雅な時間だった。夏休みの大半をそうやって過ごした。

無心に砂浜に絵を描いていると不思議な貝殻を見つけた。二枚貝の片割れのような形をしているがとても柔らかかった。そして叩くと固くなって異様な金属音を奏でる今まで見た事のない貝殻だった。僕は弟に自慢したくてポケットにいれて持ち帰った。

家に帰ると、その貝殻はなくなっていた。絶対にポケットにいれたはずなのに探してもなかった。おかしなことがあるものだと思ったけど、あきらめて昼寝をした。でも、妙な耳鳴りがしてなかなか寝付けなくて、さらには悪い夢をみた。

その日を境に砂浜に線を引くと3種類の線が引けるようになった。「水色」「オレンジ」「黒色」の3種類の線だ。その色合いはとても淡くて僕にしか見えないみたいだ。試しに弟に「見えるか?」と聞いてみたら「何が?」と言われた。

何日か練習しているうちに、この3種類の色の出し方のコツがわかった。普段は僕の体から「オレンジ」が出る。そして、ちょっと調節して力を倍くらいにして描くと「黒色」そして悲しみの感情を混ぜて描くと「水色」になった。

でも色がついている線を描いていると、とても喉が渇いてきて、たくさんの水を飲まなくてはやっていられないこともわかった。そして水を飲み終わると食事の時間さえ忘れて深い眠りについた。背中が妙に痛かったが水を大量に飲んだせいだと思っていた。

「黒色」は、すべてのことを遮断が出来た。「オレンジ」は、相手の感情が文字化して伝わってきた。「水色」はそれに接した人の大雑把な未来が画像として伝わってきた。大変疲れてしまうので、僕は自分の周囲に「黒色」をぐるりと描き続けてその中で引きこもって生きていた。

学校に行った時に、いつも無機質な授業しかしない学校の先生の心が覗いてみたくて授業中に「オレンジ」を使ってみた。するとそこにはおぞましいの憎しみの言葉が生徒に向かって叩きつけられているのを見て心底驚いた。彼は正常な人間ではなかった。

僕は「オレンジ」を使って彼女の心を文字化してみた。そんなに好きではないけど、一人でいるよりはずっとマシだから、一緒にいてやるか。という文字が細く長く何度も僕に向かって伸びてきた。僕も薄々気がついていたので、決心して別れて自由になった。

「水色」を使い過ぎると頭がおかしくなりそうだったので、長い事封印していた。だけど唯一僕の秘密を知っている隣のばあちゃんが「寿命がいつ尽きるのか教えろ」と言ってきたので、最後だと念をおしてばあちゃんに使った。それ以来使っていない。

ばあちゃんは別に何をするわけでもなく、普通に過ごして煙草を吸っていた。もうそろそろという時になっても贅沢するわけではなかった。「ばあちゃん、良いのか?」と聞いても、もう僕のことなんか眼中になく過去の世界に浸っているように笑っていた。

ある時僕の大事な空間に女の子が乗り込んできた。「自分のやっていることがわかっているの?」と、全てを知っているかのような勢いで胸ぐらを掴んで詰め寄ってきた。僕には抵抗する術がなかった。さらにはそのエネルギーも残ってなかった。

その時には「黒色」しか使っていなかったのだが、すべての線を封印されてしまった。お尻の肉の一部となって僕に寄生していた海で拾った貝殻も蹴り潰されてしまった。蹴られたところが1週間くらい痛かったが、不思議なくらい何も残らなかった。

その子とはそれからずっと付き合いがあるが、不思議なくらい何も感じない。キスをしたり、体を重ねたりもするが定期的に検査にくるような意味合いらしいのだ。僕は何に監視されているのだろうか?この部分は僕の世界を超えているのでわからない。

でも、最近そういう「線」を書いている子をよく見かける。僕が注意すればいいのだろうか。注意しないと数年も経たないうちに寿命が尽きてしまうのに、何も知らずに「水色」を無尽蔵に書き続ける子になんと諭したらいいんだろうか。

もう少しでこの世界の仕組みがわかりそうなところまで来た。
もう少しで謎が解き明かせるところまで来た。そこは実感しているので努力したい。
そうなった時に自分は何をするのか、そこも分かると思う。

【夏休み特別企画】おすすめ漫画ベスト10 僕が読んだ破壊力抜群漫画を紹介します

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子供の頃は、お金がなかったので「漫画」が買えませんでした。しかも、「漫画」を読んでいると、勉強しなさいとか、そんなことしていて良いの?とか、親に怒られるような気がして思い切り読むことが出来ませんでした。

僕はこれからは少し電子書籍にも移行しながら、思い切り「漫画」を読みます!

ここ数ヶ月間で読んだ漫画の中でパンチが効いていて破壊力抜群だったものを厳選して紹介します。選書は人格そのものなので、かなり怖いですがブレーキを踏まずに紹介していきますね。ランキング形式で順に紹介していきます。

第10位 「ペリリュー 楽園のゲルニカ」武田一義

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 3 (ヤングアニマルコミックス)

昭和19年、夏。太平洋戦争末期のペリリュー島に漫画家志望の兵士、田丸はいた。そこはサンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園。そして日米合わせて5万人の兵士が殺し合う狂気の戦場。当時、東洋一と謳われた飛行場奪取を目的に襲い掛かる米軍の精鋭4万。迎え撃つは『徹底持久』を命じられた日本軍守備隊1万。祖国から遠く離れた小さな島で、彼らは何のために戦い、何を思い生きたのか──!?『戦争』の時代に生きた若者の長く忘れ去られた真実の記録!

やっと3巻目が発刊されました。戦争の悲惨さと人間を徹底的に描いた話題作です。

第9位 「バイオレンスアクション」浅井蓮次

バイオレンスアクション(2) (ビッグコミックススペシャル)

ニューヒロインはNo.1のヒットガール!暴力と金と欲――大都市・東京の裏側に殺し屋の「デリバリー」を請け負う秘密組織があった。一騎当千の“脱力系”殺し屋「ケイ」のハードボイルド・キリング・アクション!

どんな発想で誕生したのか意味不明の殺し屋の「ケイ」。ノワールな世界に、心地よき違和感を放つ「ケイ」の存在感!どうしても続編が読みたくなる不思議な世界。

第8位 「ゴールデンゴールド」堀尾省太

ゴールデンゴールド(2) (モーニングコミックス)

中2の少女・早坂琉花は海辺で奇妙な置物を拾う。それを、祠に供えると人とお金を集める力を持つフクノカミが現れた。フクノカミの力によって、早坂商店は繁盛していくが、ばーちゃんの様子は、どんどんおかしくなってゆきーー!!?

驚くほどのスピードで堀尾ワールドに引き込まれてしまいました。堀尾省太は天才です。続編がいつ出るのか、楽しみで仕方ありませんです。

第7位 「ファイアパンチ」藤本タツキ

ファイアパンチ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

『氷の魔女』によって世界は雪と飢餓と狂気に覆われ、凍えた民は炎を求めた──。再生能力の祝福を持つ少年アグニと妹のルナ、身寄りのない兄妹を待ち受ける非情な運命とは…!? 衝戟のダークファンタジー、開幕!!

何度読み返しても理解できないところがある衝撃のダークファンタジー。僕が悪いのか作者が悪いのかわかりませんが、ぶっ飛んだ世界観を楽しみましょう。

第6位 「鼻紙写楽」一ノ関圭

鼻紙写楽 (ビッグコミックススペシャル)

『茶箱広重』『裸のお百』『らんぷの下』などの名作で知られる伝説の漫画家・一ノ関圭、待望の単行本です。歌舞伎と浮世絵を題材にした『鼻紙写楽』は、2003年~2009年にビッグコミック増刊で不定期連載されました。その全8話を大幅に加筆・再構成し、三部作としてついに単行本化。多くの漫画家から、また漫画好きの読者から絶賛されるも、あまりに寡作なために幻の漫画家といわれる一ノ関圭の、代表作『茶箱広重』をこえる24年ぶりの傑作最新作です。 物語は、江戸期・田沼の時代。町方役人の次男坊・勝十郎は長じて、座頭・五代目市川団十郎らの下で芝居小屋・中村座の囃子方「笛吹き勝」となって下働きをしていた。しかし、同心の兄・一馬が殺され、勝十郎は再び武士に戻り見習い同心に。時を同じくして江戸市中に連続幼女殺しが起き… (収録:「勝十郎」「卯之吉」「仲蔵」、巻末描き下ろし「初鰹」)

ちょっとこの漫画についてはノーコメントです(*^_^*)ぜひ、読んでお楽しみください。

第5位 「春の呪い」小西明日翔

春の呪い: 1 (ZERO-SUMコミックス)

妹が死んだ。名前は春。まだ19才だった。 妹が己のすべてだった夏美は、春の死後、家の都合で彼女の婚約者であった柊冬吾と付き合うことになり―・・・。 妹の心を奪った男との季節が巡り始める。

実に構成が上手くて繊細です。こういう漫画大好きです。

第4位 「百万畳ラビリンス」たかみち

百万畳ラビリンス(上) (ヤングキングコミックス)

人と関わるのが苦手な礼香はゲーム会社でバグ探しのアルバイトをしていたが、ルームメイトの庸子と共に木造迷路に迷い込んでしまい! ? 脱出不能の不条理不可思議なパラレルワールドは、どこまで行っても出口はみつからず……読者をグイグイ引きつける至高のミステリーファンタジー、最後までノンストップで上下巻同時発売! !

今まで読んだ漫画の中でも有数の面白さです。コンパクトにまとまっているし人間模様も繊細で楽しい!こういう漫画を毎日読みたいです。

第3位 「真説 ザ・ワールド・イズ・マイン」新井英樹

真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (1)巻 (ビームコミックス)

近年最大最凶の問題作『ザ・ワ・ルド・イズ・マイン』。それが新たに大幅なる加筆修正を加え、遂に復活!! 伊坂幸太郎、阿部和重、くるり、RIP-SLYMEらの熱烈なる推薦もあるぜ!!

鬼才:新井英樹が「結婚して丸くなったと思われたくない」とムキになって描きあげた最大最凶の問題作です。ストーリー展開が早すぎてついていけないです(笑)この漫画も絶対に読んでおくべしです!

第2位 「預言者ピッピ」地下沢中也

預言者ピッピ (1)

「つまりぼくら、人類の未来をすべて計算しつくしちゃったんだ」
究極の頭脳が紡ぎ出す預言は福音か、それとも……?
鬼才が描く長編ストーリー第1巻、満を持して登場!
「ピッピ」はヒューマノイド型スーパー・コンピュータ。地震を予知し、災害を回避するために開発されたロボットだ。親友・タミオとともに「成長」していくピッピは、しかしある衝撃的な事件をきっかけに自ら活動を停止してしまう。そして再び目覚めた彼の口から語られた、畏るべき預言とは──。

KDM.txt名古屋守山店イチオシの漫画です。

第1位 「BLUE GIANT SUPREME」石塚真一

BLUE GIANT SUPREME(2) (ビッグコミックススペシャル)

止まるわけにはいかない宮本大は、単身ヨーロッパに渡る。
降り立ったのはドイツ・ミュンヘン。
伝手も知人もなく、ドイツ語も知らず、テナーサックスと強い志があるだけだ。
「世界一のジャズプレーヤーになる・・・!!」
練習できる場を探すところから始まる挑戦。大の音は、欧州でも響くのか

「BLUE GIANT」をしっかり読ませていただきましたので、この漫画に感動しないわけないですよね。ひたむきで止まることのない主人公:大の今後の展開に期待です。

最後にまとめです

いかがでしたでしょうか?「漫画」はすごいんです。だってストーリー構成を考えて、それを描いて、みんなに喜んでもらうなんて神業ですよね。こういう漫画の世界、大事に後世に伝えていきたいですね。今回の僕のおすすめ漫画、是非トライしてください。

お題「マンガ」

ばあちゃんが教えてくれた世界の秘密

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「ばあちゃん、死ぬのか?」

僕は縁側に座ってタバコを吸っているばあちゃんに恐る恐る聞いてみた。どうしてそんなことがわかったのかというと、今までわずかにだけ漏れていた死臭が急に強くなってきたのを嗅ぎ取ったからだ。ばあちゃんは笑っていただけだったが、こう答えた。

「おまえにはわかるんか?」

僕は正直に言った方が良いと思って、ばあちゃんにありのままを答えた。ばあちゃんから死ぬ人の匂いがすること。そしてその匂いはどんどん強くなっているということ。さらには、その力がどんどん強くなっていることを正直に話した。

「そのこと誰にも言うなよ!いつからそうなった?」

「最近、わかるようになった」

その答えを聞いて、ばあちゃんは絶対に人に言ってはいけないことを深く念押ししながら面白いことを語り出した。ばあちゃんはどうせ死ぬから、大切にしている能力を僕にくれるというのだ。僕は嗅覚が優れていることはとっくに見抜いていた。

ばあちゃんの秘密は、「どうやって幸せに生きて行くのか」と「引き際」についてだった。ばあちゃんの旦那さんは僕たちには優しいけど、絶対に悪い人だと確信していた。どうしてばあちゃんはあんなやつと結婚したのか聞いてみると、

「そういう風に決まっていたの」

と、いつも風が吹くようにさらりと答える。ばあちゃんの力をすれば、もっともっと幸せになれるはずなのに、おかしいじゃないか!僕は子供心によく喰ってかかっていた。そのたびに僕はこうやって諭された。

「おまえももうすぐにわかる日がくるから」

社会に出て揉まれて人間関係で苦労して僕はそのことがわかるようになった。ばあちゃんの教えはとても役にたっている。ばあちゃんは死んでも「魂」が残ると信じていたので、肉体の衰えは諦めていたようだ。結構なペースで煙草を吸っていた。

「みんなばあちゃんみたいに生きればいいじゃないか!」

僕は大きな声を出したが、その頃にはばあちゃんはもう天国にいく準備をしていたので、ただ笑って僕を見ているだけだった。こんな生き方が幸せなら人生はツマラナイなぁと思っていたが、今の僕には「幸せ」がわかる。

遠くにいても存在がなくても、目をつぶると確かに感じられることがある。自分の世界は自分の意思で出来ている。時間が光で出来ているのと同じ理屈なのだ。自分がなければ世界の流れや変化は関係ないのだ。それが世界そのものだ。

1+1は2にならない、もちろん1−1も0じゃない。そうなる時も多いというだけだ。そんな簡単なものではないし、難しいものでもない。好きな人は美しく輝く宝石のようで、嫌いな人はダークグレイをまとっていて目に入ってこない。

声が出せなくても、実像が見えなくても、それよりも大事なことがあるんだ。ばあちゃんはそこを教えてくれた。その時はわからなかったけど、今になってやっと点が繋がったように思う。死ぬ前にならないとわからないようになっているのかも知れない。

ばあちゃんに教えてもらった、この世界の秘密を誰に伝えたらいいんだろうか。

雨の日に「世界の裏側」のスイッチを押した話

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久しぶりに雨が降った日に、彼女に付き添って産婦人科に行った。そこはとても男が入れるような空間ではないと思っていたが、取り乱した彼女は精神的に普通ではなかったので一緒に行くしかなかった。彼女はずっと喋っていたが、いったい誰に向かって喋っているのかわからないような状態だった。

 

病院に向かうタクシーの中では、今迄の2人の思い出の楽しくない部分を全て凝縮したものをぶつけられた。何度も何度もぶつけられた。その思い出が回り回って自分の身体の中にポリープとして出現したのだと言わんばかりのロジックを黙って聞いていた。まあ、彼女の言うことも間違いではないような気がして聞いていた。

 

黙っていると、何故黙っているのか聞かれ、口を開くと貴方にはそんなことを言う資格はないと言われる。結構な辛い時間だった。周囲に人がいると彼女は普段通りに振る舞った。まるで何もなかったように座って診察時間を待っていた。僕は煙草を吸いながら全く動かない時計の針をぼんやりと見ていた。

 

トイレに行きたくなったが、このフロアーではしたくなかったので、2階に上がってみた。こういうところは病室になっているはずなので、静かだろうとおもったのだ。ところが2階は廃墟だった。驚くほど荒んでいて、一体何をしたらここまでになるのか考えても分からなかった。何十年もかけて放置され無視されたとしか思えない有様だった。

 

「ああ、ここ来たことあるな」と思ったけど、もうその時には心と身体が上手く機能しなくなっていた。視覚で捉えられるものも輪郭がボヤけ始めてきたし、意識は全く違う思考で何かこの世界のスイッチみたいなもの探していた。それは瓦礫の隙間にあった。

 

僕は躊躇なく、そのスイッチを押した。

 

そのスイッチは「世界の裏側」を開くためのものだった。思い出せずにいたが、僕は子供の頃から何回もこのスイッチを押してきた。追い詰められて死にたくなると必ず現れる不思議な空間とスイッチだった。そして「世界の裏側」が出現した。

 

それは世界の舞台裏だった。喜怒哀楽を繰り返す刹那的な人生は、すべて仕組まれていたのだ。なんとなく思い通りになったり、ならなかったりするのでオカシイなぁと思っていたが、こういうカラクリだったのかとすべての謎が解けた。

 

その瞬間に、見たような老人が手を伸ばしてそのスイッチをもう一度押した。その老人は、よく見ると僕だった。何も言わなかったが目で合図してきた。「このままにしておけよ」という意味だった。僕はその廃墟を順番通りに戻って階段を降りた。

 

結局トイレにいけないまま待合室に戻ってきた。それとほとんど同時に彼女も診察室から出てきた。すべてが終わって上機嫌に看護婦さんと話をしている。支払いも済ませたようだ。僕はタクシーを呼んだが、彼女は歩いて帰りたいと言った。

 

行き詰まったらスイッチを押せば良いのだ。そのスイッチは全ての悩みを解決してくれる。僕たちが思っているほど「世界の裏側」に回ってみると複雑な構造ではない。自分が難しく考えているだけという場合ばかりである。考えないほうがいいくらいだ。

 

悩むくらいなら「世界の裏側」を知る方法を身につけよう。そのほうがよっぽど懸命だ。僕は子供の頃から数えて6回くらいこのスイッチのおかげで切り抜けてきた。この力はもう使うことがないかも知れない。もう使う機会もこないだろう。

 

だから、この秘密をそっと教えます。参考にしたら良いと思う。